第2章 中腹の森

小金持山への道 第16話:中腹クリア!積み上げた資産の景色

小金持山への冒険 第16話:中腹で資産を見渡せ
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第2章 中腹編(第9〜16話)── 投資で増やす

🌲 中腹クリア!現在816万円から見る5年後

第15話で、地龍は現在の資産を整理した。新NISAのオールカントリー400万円、iDeCo126万円、現金290万円。合計は816万円だ。

💬 地龍:
「今の816万円と毎月の積立額から、5年後を計算するとどうなる?」

💬 Aiちゃん:
「その通りです。現在額と毎月の積立額を使い、年0%・3%・5%の3パターンで計算し直しましょう」

✅ 今回の計算条件

  • 新NISA・オールカントリー:現在400万円、毎月8万円を積立
  • iDeCo:現在126万円、毎月1万2,000円を積立
  • 現金:290万円のまま置く
  • 期間:5年間
  • 運用利回り:年0%・3%・5%
  • 毎月複利の概算。手数料・税金・物価上昇は反映しない

📊 5年後の資産を3パターンで比較

5年後 年0% 年3% 年5%
新NISA 約880万円 約982万円 約1,057万円
iDeCo 約198万円 約224万円 約243万円
現金 290万円 290万円 290万円
合計 約1,368万円 約1,496万円 約1,591万円

※年3%・5%は将来予測ではなく、違いを見るための仮定です。実際にはマイナスになる年もあります。

💬 地龍:
「何もしなくても約1,500万円になるの?」

💬 Aiちゃん:
「いいえ。5年間で552万円を新しく積み立てるからです。新NISAは480万円、iDeCoは72万円を追加します。年3%の場合、運用による上乗せは概算で約128万円です」

🧮 年3%の例を分けて見る

資産 現在 5年間の積立 5年後の概算 使える時期
新NISA 400万円 480万円 約982万円 必要に応じて売却可能
iDeCo 126万円 72万円 約224万円 原則60歳以降
現金 290万円 0円 290万円 すぐ使える
合計 816万円 552万円 約1,496万円 iDeCoは別管理

✅ FIRE前に使いやすい資産

年3%の仮定では、5年後の新NISA約982万円+現金290万円=約1,272万円です。

iDeCo約224万円を加えると総資産は約1,496万円ですが、iDeCoは原則60歳まで自由に引き出せないため、FIRE前の生活費とは分けます。

🛡️ 現金290万円の役割

💬 地龍:
「現金290万円も、全部投資したほうが早く増える?」

💬 Aiちゃん:
「現金には、生活防衛資金や近い将来の支出を守る役割があります。必要額は毎月の生活費、家族構成、仕事の安定性で変わります。利回りだけを理由に全部投資しないことが大切です」

この記事では現金290万円をそのまま置く計算にしています。そのため物価が上がると、現金の実質的な価値は下がる可能性があります。

🌍 オールカントリーでも値下がりはある

オールカントリーは多くの国や企業へ分散しやすい投資信託ですが、元本保証ではありません。世界の株式市場が下がれば、評価額も下がります。

  • 年3%や5%で毎年同じように増えるわけではない
  • 5年後に元本を下回る可能性もある
  • 生活費に必要なお金は投資しない
  • 積立額は家計に無理がないか定期的に確認する

💬 地龍:
「暴落が来たら、高配当株を一気に買えばいい?」

💬 Aiちゃん:
「暴落だけを理由に買うのは危険です。高配当株を買うなら、第14話で確認したように、企業の財務を調べ、20〜30銘柄程度を一つの目安として、複数セクターへ分散します」

🏔️ 中腹で手に入れた考え方

  1. 現在地を正しく知る
    現在は新NISA400万円、iDeCo126万円、現金290万円。合計816万円。
  2. 積立額を分けて管理する
    新NISA月8万円、iDeCo月1万2,000円。毎月合計9万2,000円を積み立てる。
  3. 使える時期を分ける
    新NISAと現金はFIRE前にも使えるが、iDeCoは原則60歳まで引き出せない。
  4. 一つの利回りを信じない
    年0%・3%・5%で幅を持たせ、将来額を断定しない。

💬 地龍:
「5年後の数字を当てることより、条件ごとの差を知ることが大事なんだな」

💬 Aiちゃん:
「その通りです。年3%なら約1,496万円というのは一つの試算。相場が違えば結果も変わります。家計を守りながら続けられることが、いちばん大切です」

✅ 第16話のまとめ

  • 現在の総資産は816万円
  • 毎月の積立は新NISA8万円+iDeCo1万2,000円
  • 5年後は年0%で約1,368万円、年3%で約1,496万円、年5%で約1,591万円
  • 年3%の場合、FIRE前に使いやすい資産は約1,272万円
  • iDeCo約224万円は原則60歳まで引き出せない老後資産
  • 利回りは保証されず、元本割れもある

公式情報

📣 次回予告:第17話「副業ギルドの扉を開け」

資産額を無理に断定せず、複数のシナリオで考えられるようになった地龍。次は、投資だけに頼らず収入の入口を増やす方法を学ぶ。

※本記事は現在の資産額をもとにした概算で、将来の運用成果を保証するものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。iDeCoの受給条件は加入期間などで異なります。最新情報を公式サイトで確認し、最終判断はご自身で行ってください。

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