小金持山への道 第16話:中腹クリア!積み上げた資産の景色
🌲 中腹クリア!現在816万円から見る5年後
第15話で、地龍は現在の資産を整理した。新NISAのオールカントリー400万円、iDeCo126万円、現金290万円。合計は816万円だ。
💬 地龍:
「今の816万円と毎月の積立額から、5年後を計算するとどうなる?」
💬 Aiちゃん:
「その通りです。現在額と毎月の積立額を使い、年0%・3%・5%の3パターンで計算し直しましょう」
✅ 今回の計算条件
- 新NISA・オールカントリー:現在400万円、毎月8万円を積立
- iDeCo:現在126万円、毎月1万2,000円を積立
- 現金:290万円のまま置く
- 期間:5年間
- 運用利回り:年0%・3%・5%
- 毎月複利の概算。手数料・税金・物価上昇は反映しない
📊 5年後の資産を3パターンで比較
| 5年後 | 年0% | 年3% | 年5% |
|---|---|---|---|
| 新NISA | 約880万円 | 約982万円 | 約1,057万円 |
| iDeCo | 約198万円 | 約224万円 | 約243万円 |
| 現金 | 290万円 | 290万円 | 290万円 |
| 合計 | 約1,368万円 | 約1,496万円 | 約1,591万円 |
※年3%・5%は将来予測ではなく、違いを見るための仮定です。実際にはマイナスになる年もあります。
💬 地龍:
「何もしなくても約1,500万円になるの?」
💬 Aiちゃん:
「いいえ。5年間で552万円を新しく積み立てるからです。新NISAは480万円、iDeCoは72万円を追加します。年3%の場合、運用による上乗せは概算で約128万円です」
🧮 年3%の例を分けて見る
| 資産 | 現在 | 5年間の積立 | 5年後の概算 | 使える時期 |
|---|---|---|---|---|
| 新NISA | 400万円 | 480万円 | 約982万円 | 必要に応じて売却可能 |
| iDeCo | 126万円 | 72万円 | 約224万円 | 原則60歳以降 |
| 現金 | 290万円 | 0円 | 290万円 | すぐ使える |
| 合計 | 816万円 | 552万円 | 約1,496万円 | iDeCoは別管理 |
✅ FIRE前に使いやすい資産
年3%の仮定では、5年後の新NISA約982万円+現金290万円=約1,272万円です。
iDeCo約224万円を加えると総資産は約1,496万円ですが、iDeCoは原則60歳まで自由に引き出せないため、FIRE前の生活費とは分けます。
🛡️ 現金290万円の役割
💬 地龍:
「現金290万円も、全部投資したほうが早く増える?」
💬 Aiちゃん:
「現金には、生活防衛資金や近い将来の支出を守る役割があります。必要額は毎月の生活費、家族構成、仕事の安定性で変わります。利回りだけを理由に全部投資しないことが大切です」
この記事では現金290万円をそのまま置く計算にしています。そのため物価が上がると、現金の実質的な価値は下がる可能性があります。
🌍 オールカントリーでも値下がりはある
オールカントリーは多くの国や企業へ分散しやすい投資信託ですが、元本保証ではありません。世界の株式市場が下がれば、評価額も下がります。
- 年3%や5%で毎年同じように増えるわけではない
- 5年後に元本を下回る可能性もある
- 生活費に必要なお金は投資しない
- 積立額は家計に無理がないか定期的に確認する
💬 地龍:
「暴落が来たら、高配当株を一気に買えばいい?」
💬 Aiちゃん:
「暴落だけを理由に買うのは危険です。高配当株を買うなら、第14話で確認したように、企業の財務を調べ、20〜30銘柄程度を一つの目安として、複数セクターへ分散します」
🏔️ 中腹で手に入れた考え方
- 現在地を正しく知る
現在は新NISA400万円、iDeCo126万円、現金290万円。合計816万円。 - 積立額を分けて管理する
新NISA月8万円、iDeCo月1万2,000円。毎月合計9万2,000円を積み立てる。 - 使える時期を分ける
新NISAと現金はFIRE前にも使えるが、iDeCoは原則60歳まで引き出せない。 - 一つの利回りを信じない
年0%・3%・5%で幅を持たせ、将来額を断定しない。
💬 地龍:
「5年後の数字を当てることより、条件ごとの差を知ることが大事なんだな」
💬 Aiちゃん:
「その通りです。年3%なら約1,496万円というのは一つの試算。相場が違えば結果も変わります。家計を守りながら続けられることが、いちばん大切です」
✅ 第16話のまとめ
- 現在の総資産は816万円
- 毎月の積立は新NISA8万円+iDeCo1万2,000円
- 5年後は年0%で約1,368万円、年3%で約1,496万円、年5%で約1,591万円
- 年3%の場合、FIRE前に使いやすい資産は約1,272万円
- iDeCo約224万円は原則60歳まで引き出せない老後資産
- 利回りは保証されず、元本割れもある
公式情報
📣 次回予告:第17話「副業ギルドの扉を開け」
資産額を無理に断定せず、複数のシナリオで考えられるようになった地龍。次は、投資だけに頼らず収入の入口を増やす方法を学ぶ。
※本記事は現在の資産額をもとにした概算で、将来の運用成果を保証するものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。iDeCoの受給条件は加入期間などで異なります。最新情報を公式サイトで確認し、最終判断はご自身で行ってください。
