第1章 家計を整える

小金持山への道 第3話:AIと家賃を見直す──大きい固定費から軽くする

小金持山への冒険 第3話:家賃を見直せ
taatime
🏕 第1章 ふもと編(第1〜8話)── 守りを固める

家計の数字を書き出した翌朝、Aiちゃんは一番大きな数字の上に、そっと印をつけた。

ひとつだけ、大きく目立つ数字

入ってくるお金。出ていくお金。残っているお金。

昨日書いたメモを眺めていると、その中に毎月必ず出ていく大きな数字があった。

家賃、55,000円。

Aiちゃんは、その数字を画面の中でそっと囲んだ。

🗨️ 地龍:
「家賃か。でも、もう2年住んでるし、今さら変えるのも面倒だな」

💬 Aiちゃん:
「今日は引っ越す日ではありません。今の家が、自分に必要な場所かを見る日です」

Aiちゃんは、地龍を急かさなかった。ただ、見慣れた数字を静かに照らしていた。

今日やることは、必要なものを三つ書く

安い家を探す前に、暮らす場所に何が必要なのかを考えることにした。

地龍が書いたのは、三つだけだった。

住まいに必要なもの

・仕事へ無理なく通えること

・静かに眠れること

・最低限、落ち着いて暮らせること

🗨️ 地龍:
「駅から少し歩いても平気だし、築年数も気にならない。思ってたより、必要なものは少ないな」

💬 Aiちゃん:
「必要なものが見えれば、手放しても困らないものも見えてきますよ」

同じ暮らしを、少し軽くできるかもしれない

条件を決めて探してみると、家賃33,000円の物件が見つかった。

築25年。駅から徒歩15分。新しくはない。でも、静かで、地龍が書いた三つの条件を満たしていた。

今の家賃との差は、毎月22,000円。

1年なら264,000円になる。

🗨️ 地龍:
「同じように暮らせるなら、この差は大きいな。でも、引っ越しにもお金はかかるだろ?」

💬 Aiちゃん:
「家賃だけではなく、最初にかかる費用も見ましょう。それから決めれば大丈夫です」

敷金、礼金、手数料、引っ越し費用。全部を合わせて確認すると、初期費用は約80,000円だった。

毎月22,000円軽くなるなら、数か月で初期費用を超えられる。

地龍は急がずに何度か部屋を見てから、その物件へ移ることを決めた。

変えたのは、暮らしではなく重さ

引っ越したあとも、生活は大きく変わらなかった。

仕事へ行き、家に帰り、静かに眠る。

でも、毎月必ず出ていくお金は22,000円少なくなった。

🗨️ 地龍:
「前より不便になると思ってたけど、むしろ静かで落ち着くな」

💬 Aiちゃん:
「必要なものを残して、重さだけを手放せましたね」

第3話のまとめ

今日わかったこと

・大きな支出ほど、見直した時の変化も大きい

・安さだけでなく、自分に必要な条件を先に決める

・家賃55,000円から33,000円になり、毎月22,000円軽くなった

🗨️ 地龍:
「ひとつ見直しただけで、毎月の景色が少し変わったな」

💬 Aiちゃん:
「大きく変えなくていいんです。気づいた場所を、ひとつずつ軽くしていきましょう」

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