小金持山への道 第3話:AIと家賃を見直す──大きい固定費から軽くする
家計の数字を書き出した翌朝、Aiちゃんは一番大きな数字の上に、そっと印をつけた。
ひとつだけ、大きく目立つ数字
入ってくるお金。出ていくお金。残っているお金。
昨日書いたメモを眺めていると、その中に毎月必ず出ていく大きな数字があった。
家賃、55,000円。
Aiちゃんは、その数字を画面の中でそっと囲んだ。
🗨️ 地龍:
「家賃か。でも、もう2年住んでるし、今さら変えるのも面倒だな」
💬 Aiちゃん:
「今日は引っ越す日ではありません。今の家が、自分に必要な場所かを見る日です」
Aiちゃんは、地龍を急かさなかった。ただ、見慣れた数字を静かに照らしていた。
今日やることは、必要なものを三つ書く
安い家を探す前に、暮らす場所に何が必要なのかを考えることにした。
地龍が書いたのは、三つだけだった。
住まいに必要なもの
・仕事へ無理なく通えること
・静かに眠れること
・最低限、落ち着いて暮らせること
🗨️ 地龍:
「駅から少し歩いても平気だし、築年数も気にならない。思ってたより、必要なものは少ないな」
💬 Aiちゃん:
「必要なものが見えれば、手放しても困らないものも見えてきますよ」
同じ暮らしを、少し軽くできるかもしれない
条件を決めて探してみると、家賃33,000円の物件が見つかった。
築25年。駅から徒歩15分。新しくはない。でも、静かで、地龍が書いた三つの条件を満たしていた。
今の家賃との差は、毎月22,000円。
1年なら264,000円になる。
🗨️ 地龍:
「同じように暮らせるなら、この差は大きいな。でも、引っ越しにもお金はかかるだろ?」
💬 Aiちゃん:
「家賃だけではなく、最初にかかる費用も見ましょう。それから決めれば大丈夫です」
敷金、礼金、手数料、引っ越し費用。全部を合わせて確認すると、初期費用は約80,000円だった。
毎月22,000円軽くなるなら、数か月で初期費用を超えられる。
地龍は急がずに何度か部屋を見てから、その物件へ移ることを決めた。
変えたのは、暮らしではなく重さ
引っ越したあとも、生活は大きく変わらなかった。
仕事へ行き、家に帰り、静かに眠る。
でも、毎月必ず出ていくお金は22,000円少なくなった。
🗨️ 地龍:
「前より不便になると思ってたけど、むしろ静かで落ち着くな」
💬 Aiちゃん:
「必要なものを残して、重さだけを手放せましたね」
第3話のまとめ
今日わかったこと
・大きな支出ほど、見直した時の変化も大きい
・安さだけでなく、自分に必要な条件を先に決める
・家賃55,000円から33,000円になり、毎月22,000円軽くなった
🗨️ 地龍:
「ひとつ見直しただけで、毎月の景色が少し変わったな」
💬 Aiちゃん:
「大きく変えなくていいんです。気づいた場所を、ひとつずつ軽くしていきましょう」
